小池都知事が記者会見5月1日(全文2完)休校は宣言の延長期間次第
短期収束に至らず。何が足りなかったのか
TOKYO MX:TOKYO MXテレビの相模と申します。もともと緊急事態宣言、知事は早めに終わらせてというふうなことをおっしゃっていたんですけれども、1カ月で終わらなかったというところで、どういったところが足りなかったのかというところと、今後延長するに当たってどういったところを強化すると再延長ということがなくなるのかというところを教えてください。 小池:もう1回言ってください。 TOKYO MX:もともと1カ月ということで、早めに、早く終わらせたいというふうなことを。 小池:それは誰もが思っているんじゃないですか。 TOKYO MX:それで延長ということになってしまったということで、どういったところが至らなかったのか、足りなかった点ですね。どういったところが。 小池:この結果を出すのは、お1人お1人の行動に懸かっています。国や自治体が、強力な罰則がない代わりに、これが長引くのは皆さん1人1人の行動の結果という。だからこれ、結構難しいんですよね。結局、私権を妨げないことが、結果として不便であるとか、経済を縛るということに、結果として長くなった場合、いったいどうなのかという。とても、ある意味、深遠なテーマだと思います。 ただ、罰則もなく、このような形で皆さんがご協力いただき、残念ながらご理解いただけない、パーセンテージ、前にちょっとマーケティング理論を申し上げましたけれども、その方々、僕だけはいいやと思っている人たちがこれだけ分いらっしゃる、そのことで結局長引いてしまう。もう非常にこの件について敏感な人は、200%敏感ですよね。もう1つ1つのことで、いつも消毒液をお持ちになったりという方がおられる一方で、遊技場のほうに密でずらっと並んでおられてというようなことで、そんなのいいんですよみたいなことをおっしゃっている。だからすごく幅広いですね。 情報の伝達とか危機感というのは1人1人、持ち方が違うんだろうと思いますが、それだけに粘り強く皆さま方のお力もお借りしながら、都民の、また、1都3県、まとまりながらのキャンペーンでございますけれども、これらのことを徹底してやっていくということに尽きるのではないかと、こう思っております。じゃあそちらのマスクをされている方、最後にさせていただきます。