【京都府 2024年版】秋の絶景・風物詩10選。 「幻の紅葉」とも称される瑠璃光院の紅葉
◆かやぶきの里のコスモス
南丹市美山町にある「かやぶきの里」は、伝統的なかやぶき屋根の民家が集まる山村集落。町内各所でかやぶき屋根の家が見られますが、39棟が密集する北集落は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された地域です。 山や田畑などの自然あふれるのどかな村で、秋になると一帯を彩るのはたくさんのコスモス。ピンクや薄紫、オレンジなど色とりどりの花が咲き広がり、秋色に染まる風景で訪れた人の目を楽しませてくれます。 カフェや石窯ピザ屋など、かやぶき屋根の建物をリノベーションしたおしゃれな飲食店や、美術館、資料館などさまざまな施設も充実。濃密な時間を過ごせます。 見ごろの時期:9月中旬~10月中旬 かやぶきの里のコスモス(かやぶきのさとのコスモス) 所在地 京都府南丹市美山町北
◆臥雲橋
「臥雲橋」は、紅葉の名所・東福寺の渓谷に架けられた「東福寺三名橋」のひとつで、京都府指定重要文化財の木造橋。東福寺では拝観料がかかりますが、この橋は境内と一般道の境界にあるため、無料で通ることができます。 秋になると、境内では約2,000本のモミジを中心に紅葉が見られ、中でも大きな見どころは、「通天橋」と渓谷の紅葉の景色。臥雲橋から望むその様子は、まるで一幅の絵のような美しさ。 見ごろの時期には多くの観光客やカメラマンが訪れます。 見ごろの時期:11月中旬~下旬 臥雲橋(がうんきょう) 所在地 京都府京都市東山区本町15-778
◆八瀬もみじの小径
「八瀬もみじの小径」は、叡山ケーブル八瀬駅の隣にある散策路。約3,700平方メートルの敷地にモミジが群生し、秋には鮮やかな紅葉で一帯を染め上げます。 外周は約300メートルで、歩道沿いには「平安遷都記念橖」「水力発電所跡」「ラジオ塔」といった遺構が点在。これらの遺構を包み込むような紅葉も美しく、ベンチに座ってゆったりと眺める至福の時を過ごせます。 また、叡山ケーブルの車内からも紅葉を見下ろすことができ、全体を俯瞰した光景はまさに絶景です。 見ごろの時期:11月中旬~12月上旬 八瀬もみじの小径(やせもみじのこみち) 所在地 京都府京都市左京区上高野東山