阪神佐藤と横浜DeNA牧のスーパールーキー2人は史上初のインスタコラボ企画で何を語ったか…本音を明かした三振論
横浜DeNAと阪神は20日、プロ野球史上初の試みとなる2球団のコラボ企画となるインスタライブ「選手寮から配信します! ルーキーたちのインスタライブ」を開催し、横浜DeNAの牧秀悟(23)と阪神の佐藤輝明(22)の2人が約30分間にわたってぶっちゃけトークを展開した。2人は、配信後、共に「100点」と自己採点したが、新人王を争うライバルの2人は、そこで何を語ったのか。
ルーキーらしからぬ“いかつい2人”が優しくお茶目な素顔を見せた。牧がブルーのマイクを持ってMCを務めスタートしたインスタライブ。まずは「今日は何をしていたか?」から始まり、互いの今日の寮の夕食メニューを紹介し合った。 佐藤が「キーマカレーに牛カツ」と教えると、牧は「トンカツに鯖のなんか」と返したが、佐藤が食いついたのが「昼にコロナ対策をした上でスタッフさんが焼いてくれてバーベキューをやった」とした牧のランチメニュー。 「いいなあ。しばらくしてないなあ。こっちでもやっていいか聞いてみます」と目を輝かせた。 ちなみに好物は、牧が「焼肉」で佐藤が「寿司」と好対照。好きなネタを聞かれ近大出身の佐藤が「もちろんマグロ。近大マグロ」と、母校で養殖して市場に出し、専門の飲食店まである「近大マグロ」を紹介するシーンもあった。 チャットでファンからの質問を募集したが、事前に「トークカード」に書かれた5つの質問が用意されており、佐藤が牧の背番号の「2」を選んで本格トークが始まった。 最初のお題は「お互いの凄いと思ったプレーを褒めてください」。牧が「ハマスタで打った場外ホームラン。ビックリしました」と、4月9日の横浜DeNA戦でライトスタンド上の「鳩サブレ―」の看板の上を越えていった特大弾を挙げると、佐藤は「内野もうまいんでそれも凄い。ポール際にガンケルから逆方向に打ったあれも凄いと思った」と、場外アーチの2日後の4月11日の阪神戦で牧がガンケルからライトポール際に放った4号ソロを称えた。 2人は大卒の同級生。2019年夏の大学日本代表選考合宿で初めて会い「LINEも知らないし普段は連絡も取っていなかった」(佐藤)という関係性だが、共にチームでレギュラーとして起用され、試合で顔を合わせる度に近況を報告し合うようになった良き友であり良きライバルである。 試合前にグラウンドで話し込む姿もよくみかけるが、「最近打てている?打てていない?という話が多い」(牧)と互いの調子が話題になるという。