佐々木朗希「25歳ルールを知らなかった説」…あれだけ《メジャー、メジャー》と言いながら【2024年スポーツ界 書けなかった話】
【2024年スポーツ界 書けなかった話】 「あれだけメジャー、メジャーと言いながら、実は25歳ルールを知らなかったんじゃないかと、選手たちはクビをひねっているらしい」 【顔を見る】ロッテがイヤだった?当時話題になった朗希、ドラフト1位指名された瞬間の何とも言えない「表情」 こう言うのはロッテOB。「25歳ルールを知らなかった」といわれているのは今オフ、メジャー挑戦する佐々木朗希(23)のことだ。 「佐々木は今季中、メジャーへのトーンが下がった時期がある。理由はカネ。給料が安いという趣旨のことを、同僚の選手にポロッと漏らしたらしい。ただ、25歳ルールによってカネが制限されるなんて、最初から分かってるはずで、いまさらじゃないですか。それを給料が安いからどうしようかと逡巡するのは、それまでカネが制限される25歳ルールを知らなかったとしか思えないというのです」(前出のOB) 「25歳ルール」によって、25歳未満の選手はマイナー契約になり、契約締結期間は1月15日から12月15日まで。金額は各球団に割り当てられた海外アマチュア選手が対象の国際ボーナスプールの範囲に制限される。枠を目いっぱい使ったとしても約7.7億円から約11.3億円。入団してすぐに長期の大型契約を結ぶ例があるにはあるが、通常、調停の権利を得る3年目が終了するまでの年俸はメジャー最低保証の1億円強になる。 佐々木は昨オフ、家族ぐるみで親しい山本由伸(26)とともにメジャー挑戦するつもりだったといわれる。その山本はメジャーの投手史上最高額となる12年総額465億円でドジャースに入団した。佐々木は今季途中まで山本と似たような金額でメジャー球団と契約できると本気で思っていたのだろうか。 ◇ ◇ ◇ 日刊ゲンダイで年末恒例の「スポーツ界 書けなかった話」。本年も選りすぐりのネタを用意している。 ●関連記事【書けなかった話】…はスポーツファンなら要チェックだ。