じつはヘルシーじゃない“隠れ糖質”と“隠れ塩分”にご用心「おでんやかまぼこも食べすぎ注意」
要注意はコンビニ弁当
そして、より注意すべきはコンビニ弁当。 「女性の塩分摂取量の目安が1日6.5g未満ということは、1食の摂取量が2g程度ということです。兵庫県立消費生活総合センターの調査によると、コンビニ弁当の塩分は平均で3.5g。これ一つで目標量の3分の1を軽く超えます。おにぎりも0.7~2gは含まれており、1個で摂取量に到達してしまいます」 どうしても手軽なコンビニ食に偏ってしまいそうなら、惣菜系のレトルト食品の活用もいい。レトルトを半量にし、カット野菜を添えるか、あるいは炒めてかさを増すといいと麻生さん。 「年末年始は食事のコントロールが乱れがちですが、だからこそ糖分や塩分の量を把握して少しでも気をつけたいですね」 お話を伺ったのは……麻生れいみさん●管理栄養士、医療栄養学修士。『20kgやせた!糖質オフ入門 最新版』(宝島社)、『麻生れいみ式ロカボダイエット』(ワニブックス)他、著書累計119万部突破。NHK『あさイチ』などメディアにも多数出演。テレビ番組内で芸人ゆりやんレトリィバァのダイエットを指導し、10日間で8.3kgの減量を成功させる。 取材・文/千羽ひとみ