韓国機事故、警察が空港事務所などを家宅捜索 遺族へのデマも捜査
韓国南西部・全羅南道の務安(ムアン)国際空港で旅客機が着陸に失敗し、179人が死亡した事故で、韓国警察は2日、同空港の事務室と釜山地方航空庁の出張所、事故機を運航した済州航空のソウル事務所の3カ所を家宅捜索した。また、済州航空の代表らを出国禁止にした。韓国メディアが報じた。 【画像】事故機の近くには、崩れたコンクリートの構造物があった 事故原因の調査は米国と韓国の合同チームが進めており、警察はそれ以外の捜査を担うという。警察は管制官とパイロットの交信内容や、事故機が衝突したコンクリート構造物、事故機の整備履歴などの資料を確保しているという。 また、警察は遺族に関するデマなどのSNSへの書き込みについても捜査しており、125件の投稿については削除や遮断措置を取ったという。(ソウル=太田成美)
朝日新聞社