立民・野田佳彦代表 月100万円の旧文通費使途公開、橋下徹氏の“要求”に応じてHPに領収書アップ
立憲民主党の野田佳彦代表は27日、国会議員に毎月100万円支給される調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途、領収書を公開した。 【写真あり】ロンドン五輪出場のレスリング女子・吉田沙保里らを激励する当時の野田佳彦首相 自身の公式ホームページに「使途報告・調査研究広報滞在費使途報告一覧」として、今年10~11月分の領収書をすべて公表。主な支出は、私設秘書の給与などの人件費(月約45万円)だった。 野田氏は、9月8日放送のフジテレビ「日曜報道」に出演した際、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏に旧文通費の領収書の公開について聞かれ、「10月分から公開をするように自分は試行的に進めたいと思う」と答えた。 しかし、11月までに公開せず、今月8日に再び「日曜報道」に出演し、「おそらく年内に結論が出ると思う。結論に影響してはいけないと思いながら準備をしてきた」と説明し「私の分は、間違いなく年内に絶対に公表いたします」と強調。これに橋下氏は「月100万円の現金の領収書の整理なんて民間だったら、ちょちょいのちょいで5分、10分作業ですよ。国会議員の人ってなんでそんなに時間がかかるんですか?」とツッコミを入れていた。