梅雨こそ花壇のお手入れチャンス《雨の庭のチェックポイント5つ》今から植えておきたい夏の花も紹介
雨が降り続く梅雨は庭のお手入れもとどこおりがち。じつは雨の日だからこそ庭の問題点を見つけやすく、花壇のメンテナンスをするチャンスでもあります。 ◆【写真9枚】雨の降る日のお庭をよーく観察してみましょう。2枚目以降で梅雨ガーデンのチェックポイントや、今植えておきたい夏の花をご紹介。美しい夏ガーデンづくりのヒントに! 今回は雨の日の庭で気をつけたいポイントと、その解決策を紹介します。雨が上がったら庭に出て、夏に向けての花壇づくりを進めましょう。 記事後半には今から植えておけば夏の彩りを楽しめる草花を、参考価格とともにお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「梅雨の花壇メンテナンス」にまつわるあれこれ
・雨の日の庭で気をつけたいチェックポイント ・今から植えられる夏向けの草花オススメ品種6選
【梅雨どきガーデニング】雨の日の庭で気をつけたいチェックポイント5つ
●チェックポイント1 庭の排水状況 晴れたときにはわかりませんが、雨が降り続くと水たまりができやすい場所に気づきやすくなります。排水が悪いと植物の根腐れを引き起こす原因に。 水がたまりやすい場所を見つけたら、盛り土をして地面を高くしたり、土壌改良をおこなったりするとよいでしょう。 ●チェックポイント2 土壌の状態 雨によって花壇の土がどのように変化するかを観察しましょう。土が固まっている場所や、逆に流れ出ている場所があれば、必要に応じて土壌改良をおこないます。 土が硬いところは堆肥や有機物を追加して、土の保水性と排水性を改善。土の流出は花壇をレンガなどで縁取ることで防げます。 ●チェックポイント3 植物の健康管理 雨で植物が倒れていないか、また蒸れで葉が傷んでいないかなどをよく調べましょう。倒れやすい植物は支柱を立てて補強したり、切り戻しして背丈を低くしたりするのがオススメです。 湿度が高いとカビや細菌が発生して病気になりやすいので、早めに発見して葉を切り取り、被害が広い範囲であれば薬剤を散布しましょう。 ●チェックポイント4 雑草の繁殖 梅雨時期は気温の高さと適度な水分で、雑草も勢いよく成長します。雑草が茂ると蒸れを起こしやすく、植物にとって大切な栄養も横取りされてしまうでしょう。 庭のチェックをしながら、こまめに草抜きすることも必要です。 ●チェックポイント5 害虫の発生 梅雨時期はナメクジやアブラムシなどの害虫被害が増えます。しばらく庭に出ない間に、葉や花が喰い荒らされてがっかりすることもあるでしょう。 病気と同じように害虫も早期発見と駆除で、被害を最小限に抑えることがポイントです。