車いすユーザーYouTuberがユニバーサルツーリズム普及へ 新プロジェクトを始動【長野】
障害や病気があっても旅を楽しむユニバーサルツーリズム。 車いすユーザーのYouTuberが普及を目指しSNSを活用した新たなプロジェクトを立ち上げました。 【YouTubeの動画】 「ウィンターアクティビティーに挑戦!雪道でも車いすで進むことができる、ジンリキが大活躍!」 動画の主人公は車いすユーザーの寺田ユースケさん。 妻の真弓さんと4歳の息子との旅の様子をYouTubeで発信していて、チャンネル登録者数は9.6万人を誇ります! そして、先月から新たな取り組みとしてスタートしたのが「みんきゅープロジェクト」です。 ■寺田真弓さん 「ユニバーサルツーリズムという言葉を楽しく、かっこよく伝えられたらと思い、プロジェクトを立ち上げた」 ユニバーサルツーリズムは障害の有無や年齢に関係なく、誰もが楽しめる旅のこと。 プロジェクトではバリアフリーなど先進的に取り組んでいる施設や人を紹介したり、旅行者の困りごとをまとめた動画を配信。 ユニバーサルツーリズムの理解を深めるコミュニティーをWeb上でつくり、情報を共有できる環境を作る予定です。 ■寺田ユースケさん 「障害当事者だけでなく、障害当事者のアイディアや課題を解決する起点となるものが、結果的に世の中すべての人が、旅行やお出かけ旅行がしやすい社会になるきっかけになるといい」 今後は山岳観光のユニバーサルツーリズムに力を入れる県とも連携し活動を進める予定です。