衆院選公示!県内5選挙区に13人立候補、超短期決戦がスタート それぞれの第一声【長野】
衆議院議員選挙が公示されました。立候補の届け出は午後5時に締め切られ、県内5つの小選挙区には、合わせて13人が立候補しました。 立候補の届け出は、午前8時半から始まり、1区の受付会場である県の合同庁舎にも各陣営の担当者が訪れ、「選挙7つ道具」などを受け取りました。 今回の衆院選は、9日に衆議院が解散してから、27日の投開票までの期間が短く「超短期決戦」とも言われています。 解散以降、事実上の選挙戦に突入していましたが、候補者も定まり、県内でもいよいよ、12日間の選挙戦がスタートしました。 各候補者の第一声です。 1区は届け出順に、日本維新の会・新人の若狭清史さん、立憲民主党・前職の篠原孝さん、自民党・前職の若林健太さんが立候補し、三つ巴の選挙戦となりました。 ■維新・新 若狭清史候補 「結果責任を負う政治政治不信からの脱却、これをやることで先代を敬い次世代に託せる、本当の政治未来ある政治を行えるはず。政治とカネの問題権力集中によって起きたこと、これに関しては徹底的に追及すべき。不記載だったから許されるわけがない」 ■立憲・前 篠原孝候補 「政権交代すべきだという執念・情熱は、私は55歳でこの世界に入ってからずっと変わらなく持ち続けている。裏金議員一掃しなければならない。自民党を10年、野党の座に突き落としておかなかったら日本の政治は腐敗していくばかり」 ■自民・前 若林健太候補 「この(政治資金)不記載の問題は、自らしっかりとえりを正して二度と起こしてはならない。今、北信は動き出している。この動き出している北信の流れを止めないでもらいたい。5年・10年先の北信の未来を私は、ぜひ背負っていきたい」 2区には、届け出順に、自民党・前職の務台俊介さん、立憲民主党・前職の下条みつさん、日本維新の会・新人の手塚大輔さんが立候補し、前回の選挙と全く同じ顔ぶれとなりました。 ■自民・前 務台俊介候補 「石破総理は日本創生選挙と言うが、私は自民党の生まれ変わりの選挙だとも訴えたい。生まれ変わった自民党で、この地域・日本が抱える課題をしっかり解決する、それこそが今回の選挙の大きなテーマ」 ■立憲・前 下条みつ候補 「日々払っている税金消費税もそう、所得税もそう、あの使い道を決めるのがこの選挙なんですよ、皆さん。普通の生活をしている人、子育てをしている人、学校で勉強をしている人、そういう人々一人ひとりの声を、ここで拾い上げていきたい」 ■維新・新 手塚大輔候補 「政治家のための政治というものを、しっかりと改めていきたい思いで、10年ほど前ここの街頭に立ったのがスタート。ただ消費税を下げるというのはやっぱり無責任。これから先、高齢化が厳しくなる今だからこそ、しっかりと社会保障制度の改革を行なっていく」 3区は、届け出順に、自民党・前職の井出庸生さん、立憲民主党・前職の神津健さんの2人が立候補し、前職同士の与野党一騎打ちに。 ■自民・前 井出庸生候補 「地方を守っていくということは、日本全体の持続的な発展に欠かせない。長野県ではもっともっと森林環境税が使えるようにならなきゃいけないと、土や水や川に森林環境税が使えなくてどうやって山を守るのか、党の中でその先頭に立って、この問題を変えていきたい」 ■立憲・前 神津健候補 「日本は大きな政治の転換点に来ていると思っている。国民一人ひとりが大切にされるまっとうな政治に戻してくべき。それを実現していくには、2つの大きな政党が政策で切磋琢磨し国民の思いを実現していく」 4区は、届け出順に、自民党・前職の後藤茂之さん、共産党・新人の武田良介さんの2人が立候補し、こちらは、現職と新人による与野党一騎打ちとなりました。 ■自民・前 後藤茂之候補 「政治資金規正法の見直しや政治資金の透明化、しっかりと全力を尽くし取り組んでいきたい。今内外の本当に国民生活を巡る厳しい色々な条件に対して、責任ある政策で答えていく必要がある」 ■共産・新 武田良介候補 「これまでの自民党現職がやってきた社会保障の削減から、社会保障充実への選挙にしていこう。皆さん今度の選挙で金権腐敗の政治裏金の政治もう終わりにしていこう」 5区には、届け出順に、自民党・前職の宮下一郎さん、立憲民主党・新人の福田淳太さん、共産党・新人の後藤荘一さんが立候補し、三つ巴の選挙戦となっています。 ■自民・前 宮下一郎候補 「皆様とともに、地域の発展、日本の発展を目指す、これからが伊那谷発展の正念場であるということを多くの皆様と共有をし、共に未来を開く戦いにしたい、心から願っているところでございます」 ■立憲・新 福田淳太候補 「この物価高で、国民の生活は疲弊している、その中で、増税を繰り返す。結局、自民党の中で疑似政権交代をしても、私たちの生活は変わらない。弱肉強食の社会は変わらないということが、改めて証明された3年間ではないでしょうか。」 ■共産・新 後藤荘一候補 「働く皆さんの労働時間、やはり改善をしていかなければいけないと考えています。日本共産党、週35時間の労働時間の法制化、提案をしているところでございます。自由な時間の獲得で、本当に余裕のある豊かな、暮らし。」