やりたくない掃除をやる気にするコツ
どんな時も大掃除、なかなかやる気になれませんよね。 だからこそ、ちょっとしたご褒美を用意するなど、モチベーションをアップするテクニックが数多く存在しています。 そこで、定番の「自分へのご褒美」システムに少し工夫を加えてみてはどうでしょう?
掃除をやる気になったらすぐに自分へのご褒美を
このアイデアは、『House Love: A Joyful Guide to Cleaning, Organizing, and Loving the House You're in 』の著者であるPatric Richardson氏が出演する HuffPostのポッドキャストを聴いているときに思いつきました。 Richardson氏は、次に掃除用品を買うときはお気に入りのキャンディも一緒に買うことを提案しています。 ただし、このキャンディは掃除をするときまで食べてはいけません。このアイデアはシンプルですが秀逸です。 好きな「お掃除キャンディ」を掃除の作業中に食べれば、楽しみが増え、掃除をしたいとさえ思うようになるというわけです。もちろん、本当に欲しいのはキャンディ、つまりご褒美ですが、掃除中にキャンディを美味しく食べているうちに、そのご褒美が掃除そのものと結びついてくるようになります。 そして、掃除とご褒美が一体化し、最終的には掃除をしたいと感じるようになります。
ジムでドラマを見るも同じ
私は自分でも気づかないうちにこのアプローチを実践していました。数年前、私は『ゴシップガール』を観はじめて、すっかり夢中になりました。 私は普段テレビをあまり観ない人間なのですが、その番組だけはどうしても 観たかったので、ジムで観ることにしました。その結果、ランニングマシンで走る時間が少なくとも2倍になったのは確かです。 ランニングマシンで走っている間しか見られない番組のおかげで、ジムで運動する時間が贅沢な時間へと変わったのです。
リアルタイムでもらえるご褒美がモチベーションにつながる理由
ここで重要なのは、掃除をしていないときには、自分で選んだご褒美を一切楽しんではいけないということです。 「掃除のご褒美」として効果があるようなら、大好きなキャンディやテレビ番組は掃除のとき限定にして、自分を甘やかさないようにしましょう。 それさえ守っていれば、最終的にご褒美と掃除を連想するようになります。やりたくないことを自分にさせるには、どんな心理戦を使っても構いません。
春野ユリ