初出場の熊本国府、甲子園初勝利 近江にサヨナラ勝ち センバツ
第96回選抜高校野球大会は18日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕し、1回戦で春夏通じて初出場の熊本国府が延長十回タイブレークの末、2―1で2022年大会準優勝の近江(滋賀)にサヨナラ勝ちした。 【熱戦を写真で】熊本国府ー近江(1回戦) 昨秋の九州大会で優勝した熊本国府は甲子園初勝利。近江は2年ぶりの初戦突破はならなかった。 熊本国府は第6日(23日)第3試合の2回戦で、豊川(愛知)と阿南光(徳島)の勝者と対戦する。 ◇近江・西山が好投も最後に暴投 熊本国府が延長タイブレークの末にサヨナラ勝ちした。三回に内田の適時二塁打で同点。延長十回に1死満塁の好機を作り、暴投で試合を決めた。八回から救援の植田は無失点で締めた。近江は先発・西山が九回まで1失点と好投したが、最後に力尽きて制球を乱した。