【40代・50代におすすめ温泉】5年半ぶりに全館営業再開!愛媛県「道後温泉」本館のやさしいお湯と歴史に浸る
ミワ ここで絶対見逃さないでほしいのが、陶板壁画の横にある「坊っちゃん泳ぐべからず」の看板。 ミホ 「坊っちゃん」って、あの夏目漱石の「坊っちゃん」? ミワ そうそう。小説『坊っちゃん』の舞台は松山。東京から来た坊っちゃんは松山のことを「田舎だ」なんてディスりながらも、道後のお湯はべた褒め。浴槽に誰もいない時を見計らって泳いじゃってたのよ。 ミホ 坊っちゃん、やんちゃ(笑)。 ミワ それが見つかってかけられたのが「湯の中で泳ぐべからず」の看板。神の湯には小説をもとに「坊っちゃん泳ぐべからず」の看板がかけられているの。 ミホ 遊び心があっていいわね~。道後温泉に行く前にもう一度『坊っちゃん』を読み返してみようかしら。ところで、もうひとつの浴室はどのような雰囲気なの?
広々と開放的な「霊の湯」で、のびのびゆったりお湯に浸かる
ミワ こちらは浴槽中央の湯釜に、道後とゆかりの深い大国主命(おおくにぬしのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の二神像が鎮座している開放的な空間。広々としていて、よりゆっくり入りたい方におすすめね。 ミホ どちらかなんて選べない…。 ミワ そんな方には霊の湯の休憩室の二階席(2000円/60分)や個室(2500円/90分)を利用すれば、神の湯、霊の湯のどちらも楽しめるし、浴衣や貸しタオルもついているから、温泉後もゆっくりくつろげるわ。 ミホ 浴衣で涼むなんて風情があっていいわ~。
湯上りは休憩室でぬるめのお茶と茶菓子を頂きながらまったりと
ミワ サービスも日本のおもてなし精神にあふれているのよ。お湯から上がってこちらの休憩室に来ると、お茶とお茶菓子(個室は道後名物の坊っちゃん団子)を出してくださるの。そのお茶が入浴後のほてった体に合わせて、わざわざちょっとぬるめにして提供しているんですって。台座に乗ったお湯呑みもかわいいでしょ♡ 道後温泉は映えポイントだらけ!
ミワ 神の湯にも貸し浴衣がついた休憩室とのセット(1300円/60分)もあるの。お湯だけでも最高なんだけど、せっかく道後温泉に来たら、みなさんには広間でゆっくりくつろぎながら温泉を堪能してほしいわ。浴衣を着て広間でお茶をいただきながら、ほっと一息。道後温泉でしか味わえない非日常な世界観よ。 ミホ 大人女子の一人旅でも、友人同士の旅でも、どちらでも楽しめそうね。