やはり破格…。サウジリーグの最新年俸ランキング1~10位。今夏も多くの実力者が移籍! 大金を稼ぐのは?
5位:サディオ・マネ(セネガル代表)
生年月日:1992年4月10日 所属クラブ:アル・ナスル 推定年俸:4000万ユーロ(約64億円) 昨季リーグ戦成績:32試合13ゴール8アシスト ランキング5位にはセネガルのスピードスター、サディオ・マネがランクインした。同選手の推定年俸は4000万ユーロ(約64億円)となっている。 高い身体能力を武器に、ザルツブルクからプレミアリーグの舞台にやってきたマネは、サウサンプトンで2シーズンプレーした後の16/17シーズンにリバプールに加入した。リバプールでは、ユルゲン・クロップ監督が徹底した“ゲーゲンプレス”のキープレーヤーとして、相手の最終ラインに対して試合を通して強度の落ちないハードプレスを続け、カウンターの起点となった。モハメド・サラー、ロベルト・フェルミーノとの「フロントスリー」は破壊力抜群で、19/20シーズンにはリバプールにプレミアリーグ創設以来初のリーグ優勝をもたらしている。 2022年夏にリバプールを退団したマネは、バイエルン・ミュンヘンに加入。しかし、新天地ではチームメイトと衝突し罰金処分が下されるなど、あまり良い思い出になったとは言えず、1年限りでクラブを退団。アル・ナスルへとプレーの地を移した。 アル・ナスルではクリスティアーノ・ロナウドらとともに躍動し、昨シーズンはリーグ戦13ゴールを記録。『AP通信』によると、今年1月のインタビューで「サウジアラビアリーグはとても素晴らしいリーグで、世界中の人々が見ている。欧州の主要リーグでプレーしている時よりも注目を浴びていないとは思っていない」と答えている。
4位:リヤド・マフレズ(アルジェリア代表)
生年月日:1991年2月21日 所属クラブ:アル・アハリ 推定年俸:5220万ユーロ(約83億5200万円) 昨季リーグ戦成績:32試合11ゴール14アシスト 年俸ランキング4位にはリヤド・マフレズがランクインした。アルジェリアが誇るドリブル職人の推定年俸は5220万ユーロ(約83億5200万円)となっている。 マフレズはフランスのル・アーヴルから13/14シーズンの冬にレスター・シティに加入すると、15/16シーズンには「ミラクル・レスター」の主要メンバーとして37試合に出場。17ゴール10アシストと大爆発し、奇跡のプレミアリーグ優勝を成し遂げた。そんなマフレズは2018年夏にマンチェスター・シティへ電撃移籍。ジョゼップ・グアルディオラ監督が構築する緻密なパスサッカーの中で、リーグ随一のドリブラーとして機能し、リーグ3連覇に大きく貢献した。 22/23シーズンの3冠を置き土産に、マフレズはアル・アハリへ移籍。プレーの機会を中東に移した昨季もその能力は錆びつくことなく、ロベルト・フェルミーノやフランク・ケシエら豪華攻撃陣とともに躍動して、32試合11ゴール14アシストとこれ以上ないスタッツを残している。 イギリス紙『ミラー』によると、マフレズの妻であるテイラー・ウォードさんはサウジアラビア移籍が決まった際とてもショックを受けていたそうだが、今年2月のインタビューではジェッダでの生活を楽しんでいると答えている。マフレズ自身も欧州復帰の考えは薄く、今後数年間は中東の地でサッカー人生を楽しむ形になりそうだ。