やはり破格…。サウジリーグの最新年俸ランキング1~10位。今夏も多くの実力者が移籍! 大金を稼ぐのは?
3位:ネイマール(ブラジル代表)
生年月日:1992年2月5日 所属クラブ:アル・ヒラル 推定年俸:1億ユーロ(約160億円) 昨季リーグ戦成績:3試合0ゴール3アシスト 超絶技巧のドリブルや相手の思考を停止させる創造性で一時代を築いたネイマールも32歳となった。昨夏アル・ヒラルへ移籍した同選手の市場価値は1億ユーロ(約160億円)となっている。 サントスFCでずば抜けた才能を見せたネイマールは、2013年にバルセロナへ移籍。リオネル・メッシ、ルイス・スアレスと共に「MSN」トリオを形成し、ラ・リーガ通算123試合で68ゴール49アシストと圧倒的な攻撃力を見せつけていた。 2017年に史上最高額となる2億2200万ユーロ(約355億円)の契約解除金に伴って電撃移籍したパリ・サンジェルマン(PSG)でも、メッシやキリアン・エンバペらと相変わらずのパフォーマンスを発揮。ただ、度重なる怪我による稼働率の低さや高額年俸が影響し、PSGはネイマールを放出することとなり、昨夏アル・ヒラルに9000万ユーロ(約144億円)で加入した。 大規模なセレモニーと共に歓迎された同選手だが、リーグ開幕早々悲劇が訪れる。左膝前十字靭帯の負傷で残りのシーズンを全休となってしまったのだ。結局昨季はリーグ戦3試合のみの出場。イギリス紙『GIVEMESPORT』によると、怪我から1年が経った現在も試合に出られる状態ではなく、復帰はまだまだ先の話のようだ。現状、アル・ヒラルは1億ユーロをどぶに捨てたような形になってしまっている。
2位:カリム・ベンゼマ(元フランス代表)
生年月日:1987年12月19日 所属クラブ:アル・イテハド 推定年俸:1億ユーロ(約160億円) 昨季リーグ戦成績:21試合9ゴール7アシスト ランキング2位に輝いたのはアル・イテハドに所属するカリム・ベンゼマだ。長年レアル・マドリードを支え続けた同選手の推定年俸は1億ユーロ(約160億円)となっている。 オリンピック・リヨンで活躍していたベンゼマは、2009年夏にレアル・マドリードへ移籍。マドリードではクリスティアーノ・ロナウドやガレス・ベイルとともに「BBC」トリオを形成し、史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇にも大きく貢献した。2022年にはバロンドールも受賞し、サッカー史に残るフォワードとして大成したベンゼマは、2023年夏にアル・イテハドへ移籍。サウジアラビアでキャリアの晩年を過ごすことを決断した。 しかし、加入初年度はサウジアラビアリーグの環境に不満を漏らす状況が散見された。当時アル・イテハド監督の監督だったヌーノ・エスピーリト・サントがベンゼマの移籍に対し否定的なコメントを残し、監督と衝突。シーズン終盤もチーム状況が芳しくない中でファンから批判を浴び、自身のインスタグラムのアカウントを一時非公開にするなど満足のいくシーズンではなかったといえる。