やはり破格…。サウジリーグの最新年俸ランキング1~10位。今夏も多くの実力者が移籍! 大金を稼ぐのは?
9位:セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ(セルビア代表)
生年月日:1995年2月27日 所属クラブ:アル・ヒラル 推定年俸:2500万ユーロ(約40億円) 昨季リーグ戦成績:30試合11ゴール12アシスト 9位には長年ラツィオで活躍してきたセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチがランクインした。同選手の推定年俸は2500万ユーロ(約40億円)となっている。 2015年夏にヘンクからラツィオへと加入したミリンコヴィッチ=サヴィッチは、初年度にリーグ戦25試合に出場すると、翌年からは毎年同30試合以上に出場。高い攻撃性能を持った大型ボックストゥボックスの選手として、21/22シーズンには同37試合11ゴール11アシストという見事な成績を叩き出した。18/19シーズンのコッパ・イタリアでは決勝戦で得点を挙げ優勝に貢献するなど、ラツィアーレに歓喜を届け続けた。 そんなミリンコヴィッチ=サヴィッチは、昨夏にアル・ヒラルに加入した。当時28歳、しかもセリエA最高峰のミッドフィルダーとしてプレーしていたセルビア代表のサウジアラビア移籍に、サッカー界が騒然となったことは記憶に新しい。 1年目からリーグ戦30試合11ゴール12アシストと活躍したミリンコヴィッチ=サヴィッチだったが、今年1月にイタリア紙『メッサジェロ』が「ミリンコヴィッチ=サヴィッチはローマのクラブに帰りたがっている」と報道しているように、サウジアラビアリーグにいる現状に満足してないようだ。今夏もサウジアラビアを離れることなくアル・ヒラルでプレーすることを選択しているが、果たして欧州に戻る日はやってくるのか。
8位:エンゴロ・カンテ(フランス代表)
生年月日:1991年3月29日 所属クラブ:アル・イテハド 推定年俸:2500万ユーロ(約40億円) 昨季リーグ戦成績:30試合2ゴール5アシスト 8位にはフランス代表の心臓、エンゴロ・カンテがランクインした。33歳になってもなおレ・ブルーの中心選手であり続ける同選手の推定年俸は2500万ユーロ(約40億円)となっている。 フランスのカーンでボランチのポジションを確保したカンテは、2015年夏にプレミアリーグのレスター・シティへ移籍。当時は無名の選手だったが、ピッチのどこにでも顔を出すスタミナと圧巻のボール奪取能力を武器に、15/16シーズンの「ミラクル・レスター」の原動力となり、一躍リーグ指折りのボランチとなった。 翌シーズンからチェルシーに加入してもその活躍はとどまるところを知らず、21/22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇にも貢献。ただ22/23シーズンはハムストリングの負傷などでリーグ戦わずか7試合の出場にとどまった。そんなカンテに対し高額オファーを持ちかけたのが アル・イテハドで、年俸2500万ユーロの4年契約という大型契約でカンテを獲得した。 ただ、サウジアラビアリーグに行ってもカンテの能力は健在で、ユーロ2024(EURO2024)でも熾烈なスタメン争いがあるフランス代表の中盤で全6試合に先発出場を果たしている。この調子なら4年契約も全うしてくれることだろう。