ドキドキしながらお迎えした保護子猫→4年の月日を共にし「今そこにいるだけで家族を癒す存在」に!
「あのとき猫を飼おうと思い立った自分、掲示板に載せてくれた保護主さん、後押ししてくれた母、受け入れてくれた家族――すべての歯車が噛み合って、奇跡のような出会いでした」と話すのは、X(旧Twitter)ユーザー@neve832225さん。 【写真】まるもちゃんは4才に。今は立派に成長して貫禄がたっぷり 飼い主さん家族は、2020年6月に保護猫だったまるもちゃん(取材時4才)を家族に迎えました。当時、飼い主さんの夫は毎日猫の動画ばかり観ていたといい、飼い主さんは「我が家に猫がいたら癒されるのかな?」と思うようになったのだとか。 そんなある日、ふと保護猫について調べていたところ、飼い主さんはとある掲示板で「近隣の地域で保護されたきょうだい子猫」の存在を知ったそう。その中の1匹が、まるもちゃんだったといいます。 飼い主さん: 「最初は別のコを見せてもらおうと問い合わせたのですが、そのコはすでにずっとのおうちが見つかったとのことでした。それで『せっかくなので……』と紹介してもらったのが、きょうだい猫のまるもだったんです。 面会するからには『飼う覚悟はしていこう!』と母に相談し、母の後押しもあって実際に面会に行き、まるものトライアルが決まりました」 こうして、まるもちゃんのトライアルを開始した飼い主さん家族。飼い主さんは、当時の出来事が印象に残っていると話しています。 飼い主さん: 「夫の誕生日のサプライズで初対面させたかったこともあり、私はほかの家族には内緒で数週間前から動いていました。でも、ケージを買ったり、いろんな猫グッズなどを準備していたため、結局対面前にみんなにバレてしまって……(笑) トライアル初日は、家族全員がドキドキしながら玄関でまるもをお迎えしたことを覚えています。我が家に来た日こそ走り回って不安そうでしたが、翌朝には堂々とダイニングのイスでくつろいでいたまるもの姿も印象に残っていますね」
まるもちゃんは4才に どんなコに成長した?
それから月日は流れ、まるもちゃんは4才になりました。お迎え当時は片手に乗れるほど小さかったそうですが、今は立派に成長して貫禄がたっぷりだそう。 チャームポイントでもある口元の「チョビヒゲ模様」のせいでオスに間違えられることも多いようですが、「夫のことが大好きな可愛い女のコに成長しました」と飼い主さんは話します。 そんなまるもちゃんは、常に飼い主さんの夫の膝の上を狙っているような甘えん坊な性格のコだそう。心配性で遠慮がちなところもあるようですが、飼い主さんは「優しさゆえなのかも」と感じているそうです。 飼い主さん: 「たとえば、息子たちが朝アラームを消して二度寝していると、まるもは部屋の前で大声で鳴いて起こしてくれます。娘がお泊まりで家にいないと、鳴いて部屋中を探したりも。 ほかにも、後輩猫が先に夫の膝の上に乗ったり、自分が食べているゴハンに後輩猫が顔を突っ込んでくると、まるもはその場から去って少し離れたところで様子を見ているんです。後輩猫に遠慮しているのか、譲っているのかはわかりませんが、優しくて面倒見のいいコなんだなと思います」