夫は毎晩、自宅でウイスキーを1杯ロックで飲んでいます。外に飲みに行くよりも節約にはなっているのですが、毎日飲むのは体によくないのでしょうか?
節約のために、外でお酒を飲まずに毎日家で飲んでいるという方もいるでしょう。毎日家でお酒を飲むことでどれくらいの節約になるのか、また毎日お酒を飲むことで体にどのような影響があるか気になる方もいるのではないでしょうか。 そこで本記事では、自宅でウイスキーを楽しむ場合にかかる費用を検証しつつ、毎日ウイスキーのロックを1杯飲むことによる健康への影響について解説します。 ▼夫婦2人で「6缶パック」のビールを1週間で消費! これって飲みすぎ? 健康のためにもやめるべき?
毎日自宅でウイスキーのロックを1杯飲むと費用は1ヶ月でどれくらいかかるのか?
ウイスキーの価格は銘柄や品質により異なりますが、今回は、700ミリリットルのウイスキーを1本2000円で購入したとします。ロック1杯を楽しむのに必要なウイスキーを約30ミリリットルとした場合、700ミリリットルのボトル1本で約23杯飲めるでしょう。 このことから自宅でウイスキーのロックを1杯飲むと、1杯当たり100円程度、1ヶ月で3000円程度かかる計算です。外でお酒を飲む場合、お酒や食事なども含み1回につき3000円程度かかることもあるため、自宅で飲んだ方が毎晩の飲み代を節約できることが分かります。
ウイスキーは健康によい?
ウイスキーはほかのお酒に比べてカロリーが低くプリン体がほとんど含まれていないため、適量を飲むことで健康によいとされているようです。樽の中で熟成されたウイスキーには、木材の香りとポリフェノールが溶け込んでいます。ウイスキーに溶け込んだ樽材の香りは森林浴と同じように心身をリラックスさせる効果もあるといわれています。
ウイスキーの1日の適量はどれくらい?
平成25年から行われている国民の健康づくり運動である厚生労働省の「健康日本21(第二次)」によると、男性で44グラム/日、女性で22グラム/日程度以上の飲酒(純アルコール摂取)で、お酒を飲まない人やたまにしかお酒を飲まない人に比べてがん・高血圧・脳出血などの健康被害が起こる危険性が高くなるようです。 「健康日本21」では、「節度ある適度な飲酒」を1日平均純アルコールで約20グラムとしています。ただし、アルコールによる健康への影響は個人差があり、同じ量を摂取してもその時の体調により影響は異なります。また、女性や高齢者、お酒に弱い方などは、より少ない飲酒量とすることが必要です。 サントリーホールディングス株式会社によれば、各種お酒の純アルコール20グラムに相当する量の目安は次の通りです。 ビール(5%):ロング缶1本(500ミリリットル) 日本酒:1合(180ミリリットル) ウイスキー:ダブル1杯(60ミリリットル) 焼酎(25度):グラス半分(100ミリリットル) ワイン:グラス2杯弱(200ミリリットル) チューハイ(7%):缶1本(350ミリリットル)