夫は毎晩、自宅でウイスキーを1杯ロックで飲んでいます。外に飲みに行くよりも節約にはなっているのですが、毎日飲むのは体によくないのでしょうか?
お酒との正しい付き合い方
アルコールの吸収が早くなるため、空腹でお酒を飲むのは控えましょう。空腹時に強いお酒を飲むと胃の粘膜を傷つけるだけでなく、悪酔いの原因にもなります。また、肝臓に負担をかけてしまうため毎日の飲酒も控えた方がよいでしょう。週に2日程度お酒を飲まない休肝日を設けることも大切です。
毎日の飲酒は適量を守れば健康被害をそれほど心配する必要はないと考えられる
自宅で毎日ウイスキーのロックを飲む場合、700ミリリットルのウイスキーのボトルを1本2000円程度で購入したとすると、ウイスキーのロックを1杯飲むのにかかる費用は約100円、1ヶ月で考えると約3000円です。外にお酒を飲みに行く場合、お酒や食事などを含めて1回につき3000円程度かかることもあるため、自宅で飲んだ方が飲酒代を節約できることが分かります。 「健康日本21」によると、「節度ある適度な飲酒」は1日平均純アルコールで約20グラム、ウイスキーでは1日60ミリリットル程度であり、ロックで飲む場合シングルであれば2杯、ダブルであれば1杯程度です。 適量を超えて飲酒した場合、飲酒しない人やたまにしか飲酒しない人に比べて健康被害が出る可能性が高くなり、一緒に食べるおつまみの種類によっては体への影響が心配されるケースもあります。 空腹時の飲酒は避ける、週に数回休肝日を設けるなどの工夫をして、経済的かつ健康的な生活習慣を心がけることが大切です。 出典 厚生労働省 e-ヘルスネット[情報提供] 健康日本21(第二次)におけるアルコール対策 厚生労働省 健康日本21(アルコール) 3.現状と目標 サントリーホールディングス株式会社 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部