結婚して名字が変わりましたが、銀行口座の「名義」は旧姓のままにしたいです。断られることはあるのでしょうか?
名字を変更する場合に手数料は発生する?
銀行口座の名字を変更する場合、基本的に手数料は発生しないようです。そのため、手続きの際に現金を用意していく必要はありません。ただし、名字の変更に必要な書類をそろえるために料金がかかる点には注意しましょう。 例えば、役所で取得できる書類を用意する場合、住民票や戸籍謄本などが例としてあげられます。それぞれの取得費用の目安は、以下のとおりです。 ・住民票:300円~350円 ・戸籍謄本:450円程度 ただし、銀行によっては運転免許証やパスポートなどで新姓が確認できれば問題ないケースもあります。この場合は書類の取得費用も発生しないため、特に負担する料金はないと考えて問題ないでしょう。
結婚して名字が変わった際、口座名義を旧姓のままにしたい場合は銀行への相談が必要になる
結婚して名字が変更になった際、口座名義を旧姓のままにできるかどうかは銀行によって対応が異なります。そのため、まずは取引のある銀行に相談して、対応可否を確認してみましょう。 もし対応できる場合は、指示に従って手続きを進めれば問題ありません。対応ができないとされる場合は、必要書類を準備したうえで、窓口やインターネットバンキングからの変更手続きを行いましょう。 ただし旧姓のままにしておくと、さまざまな部分で不都合が起きる可能性が考えられます。クレジットカードや公共料金の引き落としができなかったり、銀行での手続きに手間がかかったりする可能性があるため、新姓と旧姓のどちらの口座名義にするか、慎重に判断しましょう。 出典 一般社団法人 全国銀行協会 結婚に関する口座の手続き 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部