【OurAge読者の声を集めた「隣の50歳」】お金にピンチを救われた人、お金で冷や汗をかいた人「私がお金のありがたみを痛感したとき」
1位「進学など教育にまつわること」
【360票】 「お金のありがたみを実感したのは、子どもが大学に進学したときです。それまでもお金は計画的に使い、無駄遣いはしていないつもりでしたが、大学の入学費用、授業料に払った金額は大きかった。あまりお金をかけてあげていないのに、素晴しい大学に合格した我が子にも感謝しています」(51歳・専業主婦) 「お金のありがたみを実感したのは、大学の奨学金制度です。この制度がなければ弟は大学へ通う事は出来ませんでした。とても助けられました」(47歳・専業主婦) 「親が当たり前のように払ってくれていた教育費。自分が親になり、子どもの習い事や授業料を払う立場になってお金のありがたみと親への感謝を感じた」(53歳・自由業) 「やっと子どもが巣立ち、教育費などの費用がかからなくなり、家のローン返済を含め家計に余裕が生まれた。お金のありがたみを実感している」(52歳・会社員) 「奨学金を借りて大学に通いました。おかげで卒業後は公務員となり、30年働いています。あのときの奨学金がなければ今の私はありません」(53歳・公務員) 「私は小学5年生のときに両親を亡くし、祖母に育てられました。クラスで一番貧乏だったと思います。でも勉強は得意だったので、奨学金を借り、大学に進学しました。就職し、国家資格を取り、人並みに貯金もできるようになり、借りていた奨学金を一気に繰り上げ返済しましたが、あのときの気持ちよさ!」(49歳・自営業) 「3人の子どもの教育費の捻出にキリキリしていたとき、みかねた実家の母がそっと助けてくれました。毎月振り込んでくれたあのときの3万円にどれだけ助けられたことか」(59歳・パート・アルバイト) 「息子ふたりの塾代、家庭教師代がどうしても払えなくなり、自分の保険を解約し、まとまったお金を手にしたとき、お金のありがたみを痛感しました」(54歳・パート・アルバイト)
2位「病気になったとき、失業・休業したとき」
【339票】 「不意に体調不良に見舞われ、休職せざるを得なかったときです。保険にも入っていましたが、それまでコツコツと貯めていたお金にも助けられ、自分自身に感謝したくなりました」(44歳・公務員) 「大病した際、トライしたい治療をお金がないためにあきらめなくてすんだとき、お金のありがたみを実感しました。健康保険制度が整っている日本ですが、保険が適用されない治療はたくさんあります。中には100万円以上かかるようなものも。生きていく上でお金が一番大切とは言わないけれど、お金で救われる命があることも事実です」(45歳・専業主婦) 「突然、がんを宣告され、検査や入院、手術とお金がかかりました。でも保険に入っていたおかげで安心しています。治療のための交通費や薬代もカバーされるので本当に保険に感謝しています」(48歳・パート・アルバイト) 「夫が突然入院し、働けなくなったときです。いろいろな方からお見舞いをいただき、それで一時生活をしのげたことがあります。あのとき、お金のありがたみと人の気持ちのありがたみの両方を実感しました」(61歳・専業主婦) 「更年期の症状に悩まされるようになり、病院に通っています。私の場合、鍼灸治療がよく効いているようですが、それは保険適用ではありません。この治療を続けられるのはお金のおかげです。経済的な環境に感謝しています」(52歳・会社員) 「コロナ禍となり、それまでのように仕事ができなくなりました。多少の貯金と補助金制度に助けられましたが、それらがなければ今、こうして自分が生きていたかどうか……」(43歳・その他) 「旅行業界で働いていましたが、コロナ禍で失職。初めて失業保険をもらい、給付金もありがたくいただきました。各種の税金も手続きすれば減額や支払い延期にしてもらえ、家賃補助まで。日本の社会保障制度に助けられました」(51歳・会社員)