車中泊の定番になるかも!? 空気の流れを作るミグラトレイル「バックドアフック」がいいぞ
使用時の注意点は3つ
試しに「バックドアフック」で換気しながら1泊2日のキャンプを行った。木陰のないキャンプサイトでは日中、まだまだ気温が高くて車内の温度は上がりがちだが、窓を網戸にして全開+バックドアを少しだけ開いておけばかなりいい感じ。 また、朝夕は涼しくても空気の流れがないとムシっとする。日が落ちてから寝る直前まで、バックドア+窓を数センチ開けておくことで通常よりは匂いや湿気を抑えられたようだ。 注意すべき点は3つ。 ひとつは「バックドアフック」を使って隙間を作っているときはエンジンを停止すること。排気ガスが車内に入りかねないためだ。 また、あまりに風が強く、バックドアが動いてしまうようなときも使用不可。 そしてもうひとつ。いくらLEDで消費電力が少なくなったとはいえ、長時間ルームランプやラゲッジルームランプが点灯しっぱなしではバッテリーあがりが心配だ。とくに昼間はわかりづらいので消灯していることを確認しておきたい。
バックドアを跳ね上げたときにも活躍
バックドアに隙間を設ける道具はほかにもあるが、「バックドアフック」は隙間を作るため“だけ“のモノではないのがミソ。使わないときはドア側に吊り下げてハンガーとしても使えるのだから。 LEDランタンを吊り下げたり、2Lほどの重力落下タイプ浄水器を吊り下げたりするのに都合がいいし、釣りやサーフィンの後、ウェットスーツやウェーダーを干すなんてことに使える。 夏であれば扇風機を吊して風を送るなんてことにも役立つ。使用シーンは幅広い。 小さいけれど、車中泊キャンプの悩みを楽しく解決する名脇役だ。 【問】ミグラトレイル 私が書きました! ライター 大森弘恵 フリーランスのライター、編集者。主なテーマはアウトドア、旅行で、ときどきキャンピングカーや料理の記事を書いています。
BE-PAL.NET