甘味があるからそのままでも料理に使ってもおいしいサツマイモ

秋の味覚のサツマイモは、焼きイモにしてもおかずにしてもおいしいですよね。サツマイモも収穫し、農家の娘として旬レシピを発信しているセリナさん（インスタグラムのフォロワー4.7万人）にサツマイモの豆知識と、栄養満点な食べ方について教えてもらいました。

サツマイモを寝かせると甘味が強くなる理由

サツマイモは収穫後、じっくりと寝かせることで甘みが増しますが、なぜ甘くなるか知っていますか？　じっくりと寝かせることで、デンプンが糖化され甘くなるのです。 さらには、糖化前にはパサついた食感のサツマイモだった、糖化がしっかりと進むことで、しっとりとした食感に変化していきます。 ※ サツマイモの品種によっても異なります。

●皮には栄養が豊富！

また、サツマイモは皮に栄養がたくさん含まれてるので、皮ごと食べるのがおすすめです。ただ、サツマイモの皮を食べることに抵抗がある…という人もいるのではないでしょうか？　そんなときは、ポタージュにすると食感など気にならず、おいしく食べることができますよ。

サツマイモを丸ごと使ったポタージュレシピ

ESSEonline

寒い季節にもうれしいポタージュ。皮ごとつくるため、色味のアクセントになります。

●丸ごと！サツマイモの和風ポタージュ

【材料（4人分）】 ・サツマイモ　300g ・タマネギ　100g ・バター　10g ・牛乳　300ml ・A［塩小さじ1/2、みそ小2、水300ml、はちみつ大さじ1］

【つくり方】

ESSEonline

（1）　サツマイモを輪切りにし、5分ほど水にさらす。 （2）　タマネギをスライスし、バターで炒める。 （3）　タマネギがしんなりしたら、サツマイモとAを加え、サツマイモがやわらかくなるまで煮込む。 ※時間がない場合は、サツマイモを先にレンジ加熱してもOK。600Wで5分～加熱してから、10分ほど煮込んでください （4）　火を止めてからなめらかになるまでブレンダーで撹拌（かくはん）する。ミキサーを使用する場合は、必ず粗熱が取れてからにしてください。 （5）　牛乳を少しずつ加えながら混ぜ、沸騰をさせないように温めたら完成。お好みでオリーブオイルと黒ゴマをかけていただきます。 ※ 牛乳は、お好みの滑らかさになるように調整してください ※ 電子レンジの加熱時間は600Wを基準にしています。500Wの場合は1.2倍、700Wの場合は0.8倍を目安に加減してください。機種によって多少差があります ※ 電子レンジやオーブントースターで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください