【G7広島サミット】岸田首相「核兵器による威嚇、使用はあってはなりません」 議長国会見でサミットの成果総括
そして「国際社会はいま、力により一方的に国境線を変更しようとするロシアの暴挙を目の当たりにし、歴史の転換期に立っています。主権や領土一体性の尊重といった先人が築き上げ、長年にわたり擁護してきた誰しも疑いようのない原則が挑戦を受ける真っ只中で広島サミットは開催された」と述べた。
ゼレンスキー大統領の来日については「日本にお招きしてG7とウクライナのゆるぎない連帯を示すとともに、G7として法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の重要性を確認し、これを守り抜く決意を新たにするメッセージを世界に向けて示せたことは意義深いことであると感じています。世界のどこであれ、力による一方的な現状変更の試みは決して認められません。G7として一日も早く、ウクライナに公正かつ永続的な平和をもたらすべく努力していきます」と話した。
会見では報道陣から、衆議院解散について考えているかという質問があった。 それに対し岸田首相は「いま解散総選挙については考えていない。この考えは従来と変わってない」と答えていた。