大阪府・吉村知事が定例会見8月5日(全文3)リニアは50年、100年先を考えると必要なインフラ
国から反応があれば教えて
読売テレビ:すみません、読売テレビの淵上です。今回のポビドンヨードの研究結果、もしくは府民へのうがいの呼び掛けについて、何か国などから反応があれば教えてください。 吉村:いえ、特に国からどうこうじゃないかという指摘を受けたりっていうのはないです。逆に国に対してお願いをしているというのは、府民の皆さんには買い占めに走らないでくださいというのをお伝えしてますが、それぞれの製薬会社に対して、製造ラインを今後強化していく意向があるかどうかは聞いています。その意向があるというのも複数社あったと思うんですけれども、それが、国の補助金が充てれるように、国に対してこちらのほうから逆にお願いをしているという状況です。
うがいを呼び掛けた意図を教えて
読売テレビ:うがいを呼び掛けられる対象者の部分なんですけれども、風邪などの症状であったり、コロナの疑いがあるとか、そうした方っていうのが1つあるとは思います。ほかに医療従事者とか接待を伴う飲食店の従業員、こうした方へもあえてうがいをやってくれと呼び掛けられた、その狙いというか、意図を教えてください。 吉村:先ほど申し上げたとおり、まず接客を伴う飲食店は、まさに陽性の方の数というのが非常に多いという状況です。どうもそこに広がってきている。さらに見えにくいという状況もあります。ミナミの検査場だって陽性数、20%に跳ね上がってますから。あるいは夜の街関連検査場、専門検査場でやって20%に跳ね上がっているという状況です。ホストクラブであったりキャバクラであったり、いろんな、バーであったり、接待を伴う、どうしても近くの場で、3密でいろいろお客さんと会う。 いろんな対策は取ってもらわなきゃ駄目ですよ。これまでどおり手洗いとかマスクとか、いろんなお願いをするわけですけれども、それに加えてやっぱりそこの方々からどうも広がっている、若者に広がっている。じゃあ人にどうしても、自分も知らずのうちにうつしてしまうとか、そういうリスクの高い、今考えられる業務としては、まずやっぱり接待を伴う飲食店の方。 うつすもうつされるもどっちも、お互いそれは求めていることじゃないと思うので、それをお願いしたいというのと、医療従事者と介護従事者の方は非常に日々気を付けられているとは思います。職務が、そういう命を守る職務であったり、高齢者の方の健康を守る職務なので、普段からもう言われなくてもやってるよということだとは思いますが、ただ、こういう研究成果も出ましたんで、もし、自分もどこでいつうつるか分からない、僕だっていつどこでうつるか分からないということで、これはコロナだから、コロナがうつる場所なんか、これはもう正直分からないし、どこでうつるか分からない。だいだいこの辺りかなというのは疫学調査でそれを見ていくんですけど、そうなったときに、そういった従事者の方も、それはうつる可能性だって、これはあり得るわけですから、そうなったときに逆に今度うつしちゃうと、相手、病院に入院されている方とか、あるいは高齢者の施設に入られている方というのは当然、抵抗力も低いし、かかったら致死率も高いわけなので、つまり感染拡大防止のためにお願いしたいと、そういう意味で絞っていったということです。 司会:次のご質問をお願いします。