163社が加盟するNAPACが主催! 今回で39回目を迎えるどデカイ走行会に潜入した
今回は谷口信輝選手と花里祐弥選手が参加!
猛威を奮っていた残暑もかげりを見せ始めるなか、秋晴れとなった2024年10月2日、富士スピードウェイではNAPACが主催する今年2回目の走行会が開催された。この走行会は4月に次いで今年2回目、通算ではこれで39回目を数える息の長いイベントだ。 【画像】サーキットではNGな見せかけだけのカスタムパーツは危険だ! そもそもNAPAC(ナパック)というのは一般社団法人 日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会(Nippon Auto Parts Aftermarket Committee)の頭文字を連ねた略称で、1988年にふたつの団体が統合して誕生した一般社団法人。 ふたつの団体とは、日本のモータースポーツに参加し、レースという貴重な経験からモータースポーツ関連パーツ&アクセサリーを開発・販売していた企業や、欧米先進国のモータースポーツ用品を輸入・販売していた輸入業者が、日本のモータースポーツを業界サイドからサポート、発展させていこうと設立されたASEA(オートスポーツ・アンド・スペシャル・イクイップメント・アソシエーション)と、この世に数多く出回っているアルミホイールの安全性と信頼性を確保しているJAWA(ジャパンライトアロイホイールアソシエイション)のこと。 さらに、2022年に、それまで任意団体として活動してきた日本自動車スポーツマフラー協会(ザ・ジャパン・オートモーティブ・スポーツマフラー・アソシエーション)がNAPACと統合されJASMA事業部(日本自動車スポーツマフラー事業部)として活動を開始、現在に至っている。 会員数はASEAとJAWA、そしてJASMAの3事業部合わせて163社。直近でいうと洗車と磨き、コーティングの専門店、秋田の株式会社ホワイトシードが新規会員として加盟が認められていて、代表取締役社長の村上篤さんは「NAPAC入会を機に、手洗いのような(クルマに優しい)自動洗車機を開発したいと思っています」と夢を語っていた。 さて、走行会のプログラムは10:30から受付が始まり、ドライバーズミーティングを経てスポーツ走行開始となる。走行時間は13:00から15:00の2時間で、まずはプロドライバー(今回は谷口信輝選手と花里祐弥選手)の先導で完熟走行を行い、その後は自由走行となるのだが、参加者は3つのグループにわけられていて、まず1時間の走行で十分という参加者と2時間の走行を希望する参加者に大別する。