大阪市・オミクロン対応ワクチン26日から接種開始へ 松井市長「ご自身と大切な人の命を守るために早めの接種を」
大阪市は15日、オミクロン株対応の新型コロナワクチンの接種を今月26日から開始すると発表した。26日以降は高齢者施設の入所者や施設で働く4回目接種の対象者から接種を開始。10月3日以降は医療機関で個別接種が始まる。大阪市の松井一郎市長は15日の会見で「市民のみなさんにはご自身と大切な人の命を守るために早めの接種を検討いただきますようお願いいたします」と市民に呼びかけた。 【動画】大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年9月15日)
発表によると、9月26日以降は高齢者施設の入所者や施設で働く4回目接種の対象者に接種を開始。10月3日からは大阪市内の約1700か所の医療機関にもワクチンの配送を開始し、準備が整った医療機関から4回目接種対象者から接種を始める。同17日以降は、初回接種(1回目・2回目接種)を終了した12歳以上の市民も対象となるとしている。
また10月17日からは、集団接種会場で3回目・4回目接種の対象となる18歳以上への接種が行われる。会場は「扇町プール」(北区)と「やすらぎ天空館」(同阿倍野区)となっている。 ワクチンは集団接種会場ではモデルナ社製が使われる。それ以外では基本的にファイザー社製が使われるとしている。
大阪市の松井市長は15日に同市役所で行われた会見で「国のワクチン分科会では、重症化リスクの高い方などは、オミクロン株対応ワクチンの接種が始まるのを待つことなく、その時点で活用できるワクチンですみやかに接種することが重要と意見がありました。市民のみなさんにはご自身と大切な人の命を守るために早めの接種を検討いただきますようお願いいたします」と市民に呼びかけていた。 詳細は大阪市の公式サイトで発表している。