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安浪京子

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中学受験カウンセラー/算数プロ家庭教師

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見解熱望校であろうと志望順位が低かろうと、学校生活を楽しめている子は片道2時間でも元気に通いますが、進学してから学校生活が楽しめない(学業・人間関係etc.)場合、通学時間は心の折れる要素の一つとなります。 また、学校生活の充実度とは別に”大学受験の際に家庭での勉強時間が確保できない”という理由で、通学時間の長いご家庭を敬遠する進学校があるのは事実です。 しかし、通学に関しては単純に時間だけでなく「混雑度」「交通機関内の過ごし方」「乗換回数」「経由場所」「屋内・屋外の割合」「家×学校×塾の導線」「痴漢率」など要素が複合的に絡み合うため、一概に通学時間だけでは測れません。 また、身体ができてくる男子は学年が進むにつれて通学に慣れてきますが、女子は男子ほどの変化はありません。学校見学会などで通学について先生や在校生に質問する際は、時間以外の要素も聞いておくと良いと思います。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 藤野智哉

    精神科医

    見解元データを見ていないのでどこまでの因子を分析してるのかわかりませんが、通学に時間を取られると友人と遊…続きを読む

  • 矢萩邦彦

    アルスコンビネーター/知窓学舎塾長/多摩大学大学院客員教授

    提言私自身、通学に1時間以上かかる学校に入学して不登校になりました。不登校の原因は複数ありましたが、その…続きを読む

コメンテータープロフィール

安浪京子

中学受験カウンセラー/算数プロ家庭教師

株式会社アートオブエデュケーション代表取締役。中学受験カフェ代表。神戸大学発達科学部にて教育について学ぶ。関西、関東の中学受験専門大手進学塾にて算数講師を担当、生徒アンケートの支持率100%。プロ家庭教師歴約20年。中学受験算数プロ家庭教師として算数指導をはじめ、中学受験、メンタルサポートなどに関するセミナーを多数開催。『親がやるべき受験サポート』(朝日新聞出版)、『中学受験6年生からの大逆転メソッド』(文藝春秋)、『きょうこ先生のはじめまして受験算数』(朝日学生新聞社)など著書多数。朝日新聞EduAはじめ多数の連載の他、「きょうこ先生」として受験算数の全授業動画を無料公開している。

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