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安川康介

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医師(米国内科専門医/感染症専門医)

報告

補足トコジラミに夜間血を吸われるため皮疹が多くある患者さんを何人か診たことがあります。トコジラミはベッド等の狭い隙間や割れ目に隠れ、ピレスロイド系の駆除剤にも耐性を示すことがあり、駆除がなかなか難しいことが問題です。アメリカでは、複数の駆除剤を合わせたものや熱による処理(トコジラミは50度以上で死ぬため)が行われることがあります。掃除機で吸い出したりと物理的に全てのトコジラミを除去することは難しいです。トコジラミがいる洗濯物を乾燥機にかける場合は高温に設定した方が良いでしょう。冷凍させて殺す場合、-18度で3−4日待てば十分だと言われています。

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コメンテータープロフィール

安川康介

医師(米国内科専門医/感染症専門医)

慶應義塾大学医学部卒。日本赤十字社医療センターにて初期研修後渡米。米国ミネソタ大学医学部内科研修、テキサス州Baylor College of Medicine感染症研修修了。米国内科専門医。

安川康介の最近のコメント

  • 安川康介

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    補足麻疹の感染力がどれくらい強いかを物語る事例としては、アメリカでのアウトブレイクが有名です。ディズニー…続きを読む

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    見解2020年新型コロナ感染症で多くの方が入院し、亡くなっていくのを病院で日々目にしていた時、僕は家族に…続きを読む

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