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解説SMILE-UPの抗議の一つは、被害者への誹謗中傷に関して問われた際「なるべくなら誹謗中傷は無くしていきたいと僕自身も思っています」という東山紀之氏の発言がカットされて放送された点に向けられています。 3月30日公開の長編では 「僕自身それを言うことによって誹謗中傷が増える可能性もあるのでなるべく秘密裏にやっていきたいなと思っています」 「何度かそうさせてもらっています、記者会見の時も含めて。実際本当に僕が発言することによって収まらないんですね。本当に収めるということを考えた時はどういう方法をとるべきかきちっと考えていかなければなと思っています」 との発言が入っており、東山氏に誹謗中傷を収めたい意思があること自体は伝わる内容でした。ただ、当初の28日公開の短編ではこの発言もカットされており、誤解を招きやすい編集だったと思います。短編しか見ていない人は長編も視聴することをおすすめします。

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コメンテータープロフィール

慶應義塾大学総合政策学部卒業後、産経新聞記者を経て、2008年、弁護士登録。2012年より誤報検証サイトGoHooを運営(〜2019年)。2017年、ファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)発起人、事務局長兼理事を約6年務めた。2018年、共著『ファクトチェックとは何か』出版(尾崎行雄記念財団ブックオブイヤー)。2023年、Yahoo!ニュース個人「10周年オーサースピリット賞」受賞。現在、ニュースレター「楊井人文のニュースの読み方」配信中。ベリーベスト法律事務所弁護士、日本公共利益研究所主任研究員。

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