見解トランプ氏は大統領時代、ホワイトハウスで日中、常にフォックスニュースやCNNなど複数のテレビチャンネルを同時につけ、ニュースに極めて敏感であったと元側近から聞いたことがある。 そのため、数週間前まで圧勝が確実視されていたトランプ氏は、今や勝利さえも危ぶまれ始めている状況を自ら察知し、それを見過ごすことはできなかったのであろう。政権時代、報道官は存在したものの、頻繁にトランプ氏本人が報道官の役も担っていた。 前日夜に開催が発表された今回の記者会見も、過去と同様に自らのスタッフの対応に満足できず、キャンペーンの戦況を変えるために急遽、トランプ氏本人がメディアの前にでてきたと見られている。だが、案の定、選対本部が望んでいた政策メッセージからトランプ氏は度々、脱線し、記者会見はややマイナス効果の方が大きかったとの見方もある。
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コメンテータープロフィール
慶応義塾大学(総合政策学部)卒業。ハーバード大学ケネディ行政大学院(行政学修士)修了。同大学院卒業時にLucius N. Littauerフェロー賞受賞。松下電器産業(現パナソニック)CIS中近東アフリカ本部、日本貿易振興機構(JETRO)海外調査部、政治リスク調査会社ユーラシア・グループを経て、2013年より米州住友商事会社。2020年より同社ワシントン事務所調査部長。著書に『米国通商政策リスクと対米投資・貿易』(共著、文眞堂)。コメントは個人の見解であり、所属組織を代表するものではありません。
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