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碓井真史

碓井真史認証済み

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社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

報告

見解小学生低学年の子を家に放置。非常識ですし、違法でしょう。多分大丈夫と思っても、それでも心配するのが普通でしょう。 しかし、常識や普通が通らない人々がいます。母親がライブに行ってはいけないとは言いません。祖父母や親戚に預けて外出することはあるでしょう。親しい友人が助けてくれることもあるでしょう。そういう人間関係ができていればですが。 保護者の中には、両極端の人がいます。ほんの小さなケガで大騒ぎする人。我が子の給食にうずらの卵が入っていなかったと学校に電話してくる人。その一方、夜中まで子供一人で留守番させる人。全く病院に連れて行かない人、季節の行事が何もない家庭。給食費や修学旅行費を払ってくれないけれど、自分はおしゃれな服を着ている人。 子育ての基本は、みんなで子育てです。孤独な子育てでは親の心も潰れます。複数の人々の支えがあり、意見があり、常識的で普通の幸せな子育てができるでしょう。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 小崎恭弘

    大阪教育大学教授/元附属小学校長/ファザーリングジャパン顧問

    解説「数日だったら大丈夫だと思った」この発言の真意を疑います。 10歳未満の小学生なので1,2年生でしょ…続きを読む

コメンテータープロフィール

碓井真史

社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

1959年東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)。精神科救急受付等を経て、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。新潟市スクールカウンセラー。好物はもんじゃ。専門は社会心理学。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「めざまし8」「サンデーモーニング」「ミヤネ屋」「NEWS ZERO」「ホンマでっか!?TV」「チコちゃんに叱られる!」など。著書:『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』『誰でもいいから殺したかった:追い詰められた青少年の心理』『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』等。監修:『よくわかる人間関係の心理学』等。

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