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碓井真史

碓井真史認証済み

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社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

報告

見解<犯罪被害者への支援と年末助け合いを> 年末は事故事故が増える時期です。人々の活動量が増える、人出も増える、渋滞もある。ボーナスが出て買い物客も増え、お金が動く。それを狙うプロ犯罪者もいます。お酒による事件事故も起こります。被害者は、深く傷つきます。 年末のせわしなさがイライラを生み,トラブルにもなります。クリスマス、年末、新年の高揚感が、不注意な行動につながることもあります。 昔であれば、年末にツケ払いの精算が必要で、お金がなくて年を越せないといった話もありました。現在は事情が違いますが、年末は経済的な苦しさを強く感じることもあるでしょう。 はなやぎにぎわう街の中で、だからこそ孤独を感じる人もいるでしょう。ここのところ、刃物による事件報道が続いていることも、犯罪予備軍を刺激しかねません。 年末助け合いは、募金だけのことではありまでせん。私たちの心遣いが、事件事故防止になります。

コメンテータープロフィール

碓井真史

社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

1959年東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)。精神科救急受付等を経て、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。新潟市スクールカウンセラー。好物はもんじゃ。専門は社会心理学。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「めざまし8」「サンデーモーニング」「ミヤネ屋」「NEWS ZERO」「ホンマでっか!?TV」「チコちゃんに叱られる!」など。著書:『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』『誰でもいいから殺したかった:追い詰められた青少年の心理』『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』等。監修:『よくわかる人間関係の心理学』等。

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