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浦上早苗

浦上早苗認証済み

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経済ジャーナリスト/法政大学MBA実務家講師

報告

見解日本から近く物価も低めのアジアは、こう言った方々が本当にたくさんいます。中国も多いです。 日本人にビザを出すためのペーパーカンパニーもあります。 日本を長く離れていると日本の人たちとも疎遠になるので、帰国する選択肢も減っていきます。問題は、どの国も年を取るとビザ取得がどんどん難しくなることで(労働力として見ているから当然ですが)、永住権を取らないと不安定な身分が続きます。この方のようにオーバーステイの非正規滞在者となることもあります。私はそれもあって40代前半で「早めに」帰国しました。 いま私は南米からアフリカを長期旅行していますが、日本で問題を起こして数年前に海外に出て観光ビザで各国を転々としている人にも出会いました。日本に住んでいると見えない、いろんな人、いろんな生き方があることを実感中です。

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  • 木場紗綾

    神戸市外国語大学国際関係学科 准教授

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コメンテータープロフィール

浦上早苗

経済ジャーナリスト/法政大学MBA実務家講師

早稲田大学政治経済学部卒。西日本新聞社記者、中国・大連に国費博士留学、少数民族向けの大学講師を経て現職。主な分野は中国新興企業、価値観・時代の変容と経済活動、マス向けコミュニケーション。近著に『崖っぷち母子 仕事と子育てに詰んで中国へ飛ぶ』(大和書房)『新型コロナVS中国14億人』(小学館新書)。

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