見解中国入国の短期ビザ免除はかなりの国に開放されており、日本が取り残されている状況だったので、やっとかというところですが、期間が従来の15日から30日に延びたのはサプライズでもあるし、出張需要を考慮したのだと思われます。 日中関係が良くないですし、ビジネスでも行き詰まり感があります。行き来が減ったのでさらに関係が疎遠になる、というのがこの数年の実情なので、これを機に少しでも良い方向に向かえばよいですが。
コメンテータープロフィール
早稲田大学政治経済学部卒。西日本新聞社記者、中国・大連に国費博士留学、少数民族向けの大学講師を経て現職。主な分野は中国新興企業、価値観・時代の変容と経済活動、マス向けコミュニケーション。近著に『崖っぷち母子 仕事と子育てに詰んで中国へ飛ぶ』(大和書房)『新型コロナVS中国14億人』(小学館新書)。