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浦上早苗

浦上早苗

認証済み

経済ジャーナリスト/法政大学MBA実務家講師

報告

解説Temuを運営する拼多多は2016年にECを始めました。同業他社が高品質化に向かう中、激安のバッタ物を取り扱い、中国人の間でも「あんなところでは買わない」と言われていたのですが、瞬く間にユーザーが5億人を超えて上位企業の脅威になりました。数年経って正規のiPhoneも取り扱うようになりました。 アメリカや日本でも同じで、買わない人は絶対に買わない。でも安さは正義なので、買う人も相当いる。 私の知り合いで、湾岸に住むいわゆるパワーカップルの日本人でも、使ってる人はいます。聞くと、子供がダンスを習っていて、衣装に使うキラキラの装飾品を保護者でまとめて購入しているとのこと。 お店まで買いに行くのも手間だし、こういう消耗品はまさに何でも安く手に入るそうです。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 篠原修司

    ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

    補足今年4月、AliExpressやTemuで販売されているキッズ用品から最大で基準値の348倍を超える…続きを読む

  • 山口健太

    ITジャーナリスト

    補足400円くらいのスマホケースをいくつか買ってみたところ、悪くないものが届きました。日本の業者もこうし…続きを読む

コメンテータープロフィール

浦上早苗

経済ジャーナリスト/法政大学MBA実務家講師

早稲田大学政治経済学部卒。西日本新聞社記者、中国・大連に国費博士留学、少数民族向けの大学講師を経て現職。主な分野は中国新興企業、価値観・時代の変容と経済活動、マス向けコミュニケーション。近著に『新型コロナVS中国14億人』(小学館新書)。

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