規制緩和という事ですが、自転車との事故を見てみると、類似した事故が発生する可能性は非常に高いと思います。まず、免許不要により、車両からは想定外の動きをする事(例えば、自転車では進路変更時に後方見ないままされる運転者が多いなど)が非常に危険です。さらに、ヘルメット不要との事ですが、これも自転車事故の統計を見ればすぐわかりますが、死亡率が明らかに上がります。また、一部歩道走行可という事ですが、時速20km前後での車両と歩行者のと衝突事故の際、歩行者の死亡率は0.9%です。それに近い死亡率はあると思われますので、注意して頂きたい。いずれにしても、緩和される以上は、キックボードに乗る方はもちろんですが、車両の運転者も、キックボードの動きは注意深く見て、ある程度の車間距離を保つ事をお勧めします。
同じ記事に対する他のコメンテーターコメント
コメンテータープロフィール
1969年生まれ。関西学院大学法学部卒業。大手企業を経て神戸のタクシー会社に25歳で入社。27歳からその子会社の社長に就任。その経験を元に、2004年ディ・クリエイトを設立し、交通事故防止コンサルティングを開始。ドライブレコーダーの映像を使った事故防止メソッドを日本で初めて確立し、現在、年間400回以上のセミナー活動をこなす。2万件以上の交通事故映像を駆使し、その独特の防止策で、依頼企業の交通事故削減を実現している。2012年一般社団法人日本事故防止推進機構(JAPPA)を設立し、理事長に就任。2019年よりYouTube番組『上西一美のドラレコ交通事故防止』を毎日更新中。
上西一美の最近のコメント
アクセスランキング
- 1
あれ?藤田ニコル 披露宴でエスコートした父が意外な大俳優だった!「一緒に歩いてる時に胸がぎゅっと」実の父は3歳で離婚
デイリースポーツ - 2
デパ地下を「7階」に移してどうなった? 西武池袋の実験で分かった意外なこと
ITmedia ビジネスオンライン - 3
【全文】「心が折れた」登録者448万人YouTuberメンバー長期活動休止発表「全く笑えなくなっちゃった」理由も吐露
デイリースポーツ - 4
巨人 退団報告から異例の再契約へ 戦力外通告の直江大輔が1週間で復帰へ「ジャイアンツと再契約することになります」
デイリースポーツ - 5
伝説ヒット曲の5人組ロックバンド メンバー4人が1人を訴える泥沼訴訟劇告白 5年経て和解もわだかまり残す ファンは「1/3も伝わらない」
デイリースポーツ