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鳥海高太朗

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航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師

報告

解説東京五輪において高額チケットを購入し、最終的に無観客開催で全て払い戻しになった富裕層を中心に飛行機とホテル、観戦チケットがセットになった高額ツアーに申し込み、東京五輪で観戦できなかった分、パリで観戦したいと思っている人の申し込みが目立つ。春時点では五輪期間中のパリの宿泊料金は最低でも1泊6万円以上で、多くのホテルは1泊8万円以上であったが(そのほとんどが払い戻し不可で販売していた※キャンセル料100%)、埋まっていないことから6月に入ってから値下げが相次いでおり、2万円台のホテルも出てきている。 自分で観戦チケットを確保でき、飛行機やホテルもネットで取れる人については、円安ではあるが、それ以上にホテルは安くなっており、全体的な旅行代金が下げられるが、セット販売の五輪観戦ツアーはやはり高嶺の花である。

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  • 橋賀秀紀

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コメンテータープロフィール

鳥海高太朗

航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師

航空会社のマーケティング戦略を主研究に、LCC(格安航空会社)のビジネスモデルの研究や各航空会社の最新動向の取材を続け、経済誌やトレンド雑誌などでの執筆に加え、テレビ・ラジオなどでニュース解説を行う。2016年12月に飛行機ニュースサイト「ひこ旅」を立ち上げた。近著「コロナ後のエアライン」を2021年4月12日に発売。その他に「天草エアラインの奇跡」(集英社)、「エアラインの攻防」(宝島社)などの著書がある。

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