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橋賀秀紀

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トラベルジャーナリスト

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補足高額ツアーが取りざたされているパリオリンピックだが、単に日本からパリへ行くのであれば、それほど高いわけではない。たとえばオリンピック終盤にあたる8月8日成田発・8月11日パリ発の最安値は中国東方航空の上海浦東空港経由で燃油サーチャージや空港使用料などの諸経費すべて込みで往復13万円強となっている(7月21日現在)。ホテルも安いところなら市内中心部でも1泊1室1万円台前半のものを見つけることができる。短期なら、この時期でも航空券とホテル代をあわせて10万円台におさえることは可能だ。肝心のチケットもサッカーや7人制のラグビーのように現時点でも入手可能かつ、チケット代も24ユーロとそれほど高くないものもある。もちろん人気のプログラムであれば、旅行会社のツアー経由でないと入手できないものも多いが、すべてが高いわけではないということは強調しておきたい。

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  • 鳥海高太朗

    航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師

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コメンテータープロフィール

東京都生まれ。早稲田大学卒業。国内の近場旅行からアフリカの小国、LCCからファーストクラス、ゲストハウスからアマンリゾートまで旅行全般について利用者目線で論じる。著書に『エアライン戦争』(宝島社)など。『週刊東洋経済』で「サラリーマン弾丸紀行」を連載したほか、東洋経済オンライン、文春オンラインなどに寄稿している。

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