Yahoo!ニュース

鳥海高太朗

鳥海高太朗認証済み

認証済み

航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師

報告

罰則規定がないのが大きな問題であり、帰国後14日間の自主待機期間及び濃厚接触者になった場合、公共の場所に立ち入って他の人と接触した事実が確認できた段階で最低でも罰金処分を科すべき段階に来ていると思う。感染拡大をしてしまった場合の影響を考えると、飲酒運転と同等の処分でもいいのではないか。 10年以上前になると思うが、道路交通法の改正によって飲酒運転の罰金が一人50万円近く(同乗者が乗っていてお酒を飲んでいた事実を知っていた場合に50万円×人数分という話も聞く)になった際に飲酒運転が大きく減った。飲酒関連の事故が減るなど厳罰化にすることでの効果は確実にある。現状、海外帰国時の自主待機期間のルール違反は名前公表程度であり、それも期間限定でかつ漢字ではなくカタカナでしか発表されない。名前公表よりも違反すると50万円以上の罰金を課すなどの違反者への罰則強化をする方が抑止力に繋がるだろう。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった21886

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 高橋浩祐

    米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

    日本の水際対策はまだまだ緩いと感じている。例えば、香港は日本からの新型コロナウイルスワクチン接種済み…続きを読む

コメンテータープロフィール

鳥海高太朗

航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師

航空会社のマーケティング戦略を主研究に、LCC(格安航空会社)のビジネスモデルの研究や各航空会社の最新動向の取材を続け、経済誌やトレンド雑誌などでの執筆に加え、テレビ・ラジオなどでニュース解説を行う。2016年12月に飛行機ニュースサイト「ひこ旅」を立ち上げた。近著「コロナ後のエアライン」を2021年4月12日に発売。その他に「天草エアラインの奇跡」(集英社)、「エアラインの攻防」(宝島社)などの著書がある。

関連リンク(外部サイト)

鳥海高太朗の最近のコメント

  • 鳥海高太朗

    航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師

    解説訪日外国人観光客数は、コロナ前に超えることが出来なかった月間300万人超えを3月に初めて達成し、3月…続きを読む

    こちらの記事は掲載が終了しています

  • 鳥海高太朗

    航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師

    解説私もコメントさせていただいてますが、「軽井沢」のブランド価値を維持することを前提にした宿泊戦略が必要…続きを読む

    こちらの記事は掲載が終了しています