罰則規定がないのが大きな問題であり、帰国後14日間の自主待機期間及び濃厚接触者になった場合、公共の場所に立ち入って他の人と接触した事実が確認できた段階で最低でも罰金処分を科すべき段階に来ていると思う。感染拡大をしてしまった場合の影響を考えると、飲酒運転と同等の処分でもいいのではないか。 10年以上前になると思うが、道路交通法の改正によって飲酒運転の罰金が一人50万円近く(同乗者が乗っていてお酒を飲んでいた事実を知っていた場合に50万円×人数分という話も聞く)になった際に飲酒運転が大きく減った。飲酒関連の事故が減るなど厳罰化にすることでの効果は確実にある。現状、海外帰国時の自主待機期間のルール違反は名前公表程度であり、それも期間限定でかつ漢字ではなくカタカナでしか発表されない。名前公表よりも違反すると50万円以上の罰金を課すなどの違反者への罰則強化をする方が抑止力に繋がるだろう。
同じ記事に対する他のコメンテーターコメント
コメンテータープロフィール
航空会社のマーケティング戦略を主研究に、LCC(格安航空会社)のビジネスモデルの研究や各航空会社の最新動向の取材を続け、経済誌やトレンド雑誌などでの執筆に加え、テレビ・ラジオなどでニュース解説を行う。2016年12月に飛行機ニュースサイト「ひこ旅」を立ち上げた。近著「コロナ後のエアライン」を2021年4月12日に発売。その他に「天草エアラインの奇跡」(集英社)、「エアラインの攻防」(宝島社)などの著書がある。
鳥海高太朗の最近の記事
コメントランキング
- 1
ソフトバンク 柳田らが呆然と敵将の胴上げ見つめる DeNAファンの前にも整列して挨拶、拍手浴びる
デイリースポーツ - 2
【DeNA】“下剋上”26年ぶり3度目の日本一達成!連敗から4連勝 筒香が先制アーチ含む4打点 桑原が猛打賞3打点 13安打11得点で大勝
TBS NEWS DIG Powered by JNN - 3
公立校教員に残業代支給を検討 定額廃止案、勤務時間を反映
共同通信 - 4
【速報】石破内閣の支持率38.9% 11月JNN世論調査
TBS NEWS DIG Powered by JNN0:24 - 5
「これは死んだなと途中で思った」衆議選で“一人負け”日本維新の会、どう立て直す?自身も落選の前政調会長・音喜多駿氏、次の代表は「吉村さん待望論が極めて大きい」
ABEMA TIMES