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高辻成彦

高辻成彦

認証済み

目白大学経営学部准教授/経済アナリスト

報告

見解ガバナンスの効いた組織とは、間違ったことを間違ったと上下内外問わずに言える組織であるか、指摘したことに対して真摯に向き合い、改善できる組織であるか、ということに尽きるかと思います。完璧な組織は存在しません。組織が大きくなればなるほど、対応変更を行うにも、了解や調整のプロセスが多くなります。このプロセスの多さが思考停止を生む一因になっていると考えております。今回の自動車業界における複数社の問題発覚は、問題点への思考停止が生み出したものであり、いかに問題点を指摘し、改善できる組織作りをしていくかが今後の課題でしょう。

コメンテータープロフィール

高辻成彦

目白大学経営学部准教授/経済アナリスト

目白大学経営学部准教授。日本ガバナンス・企業価値研究所の所長・経済アナリスト。日本IRプランナーズ協会委嘱CIRP講師・CIRP試験委員。元経済産業省職員。早稲田大学ファイナンスMBA。立命館大学政策科学部卒。株式アナリスト、広報・IR担当双方で所属会社受賞経験を持つ。経済ニュースアプリ・NewsPicksでは8万人以上のフォロワー。著書は『IR戦略の実務』(日本能率協会マネジメントセンター)他計5作品。主なテレビ出演はテレビ東京のワールドビジネスサテライト等。主な講演は、日本IRプランナーズ協会、日経メディアマーケティング、東洋経済新報社、早稲田大学ビジネススクール等多数。

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