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高橋浩祐

高橋浩祐

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米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

報告

補足オースティン国防長官が最後に中国の国防相と会ったのは2022年11月、当時の魏鳳和・国務委員兼国防相とともに拡大ASEAN国防相会議出席のため、カンボジアを訪れていた時だった。今の董軍国防相との会談は4月の電話会談以来初となる。 米中関係は2022年8月のナンシー・ペロシ下院議長の台湾訪問や昨年2月の中国偵察気球問題で一気に冷え込んだが、バイデン大統領が昨年11月にカリフォルニアで習近平国家主席を接待し、意思疎通の重要性を強調してから両国政府は軍事対話を再開した。 今回の米国防総省の発表直前、オースティン長官はワシントン郊外のウォルター・リード軍医療センターで医療処置を受け、副官に権限を一時的に移譲すると発表していた。同長官は昨年12月に前立腺がんの治療後に生じた膀胱の健康問題に対処している。なお、米国防長官はジム・マティス氏が2018年に中国を訪問して以来、中国を訪問していない。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 鈴木一人

    東京大学教授/地経学研究所長

    解説こういう場を作れるシャングリラダイアログは改めてすごいと思うし、それを可能にするIISSはとんでもな…続きを読む

  • 前嶋和弘

    上智大学総合グローバル学部教授

    補足「定例のガス抜き」がやや遅れた形。「わかりあえないことを再確認」し、相手を牽制。

コメンテータープロフィール

高橋浩祐

米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

英軍事週刊誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」前東京特派員。コリアタウンがある川崎市川崎区桜本の出身。令和元年度内閣府主催「世界青年の船」日本ナショナルリーダー。米ボルチモア市民栄誉賞受賞。ハフポスト日本版元編集長。元日経CNBCコメンテーター。1993年慶応大学経済学部卒、2004年米コロンビア大学大学院ジャーナリズムスクールとSIPA(国際公共政策大学院)を修了。朝日新聞やアジアタイムズ、ブルームバーグで記者を務める。NK NewsやNikkei Asia、Naval News、東洋経済、週刊文春、論座、英紙ガーディアン、シンガポール紙ストレーツ・タイムズ等に記事掲載。

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