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高橋浩祐

高橋浩祐

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米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

報告

各国とも競うようにして国民へのワクチン接種を急ぐのは集団免疫を獲得し、コロナ禍を一刻も早く終息させるためだ。 世界のワクチン接種状況を追跡するブルームバーグの「ワクチン・トラッカー」の16日時点の最新データによると、日本で少なくとも1回の接種を受けた人の割合は3.2%にとどまり、世界124位となっている。 日本より接種開始が遅かった韓国は7.2%で100位となり、日本を追い抜いている。ワシントンポスト紙は5月11日付の記事で、「日本のワクチン接種率は破綻国家のミャンマーと同程度だ」と指摘した。 共同通信の記事が日本のワクチン接種状況を「発展途上国レベル」と指摘する中、問題となるのが日本政府はこれまでなぜ東京オリパラ開催国として戦略的にワクチンを準備してこなかったのかということだ。これほどまでにワクチン接種率が低くて、よく五輪開催国を務められるものだ、と内外から思われていることだろう。

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コメンテータープロフィール

高橋浩祐

米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

英軍事週刊誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」前東京特派員。コリアタウンがある川崎市川崎区桜本の出身。令和元年度内閣府主催「世界青年の船」日本ナショナルリーダー。米ボルチモア市民栄誉賞受賞。ハフポスト日本版元編集長。元日経CNBCコメンテーター。1993年慶応大学経済学部卒、2004年米コロンビア大学大学院ジャーナリズムスクールとSIPA(国際公共政策大学院)を修了。朝日新聞やアジアタイムズ、ブルームバーグで記者を務める。NK NewsやNikkei Asia、Naval News、東洋経済、週刊文春、論座、英紙ガーディアン、シンガポール紙ストレーツ・タイムズ等に記事掲載。

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