サポート詐欺の被害者の8割が60代以上と、シニア層を狙った犯罪です。国民生活センターによると、サポート詐欺の被害は、2017年度の473件から、21年度は12月末現在で1002件まで増えています。被害額も17年度の約1100万円から、21年度は12月末時点で約2億2000万円まで拡大しています。 高齢の親と離れて住んでいる場合は、このような詐欺に気をつけるよう連絡してあげてください。いざという時には連絡をもらうように伝えておくといいでしょう。 このような表示が出ても、表示された電話番号には連絡しないこと。警告画面が消せない場合は、ブラウザを強制終了するか、パソコンを再起動するといいでしょう。電話番号などの連絡先をネットで検索することで、詐欺かどうか見分けることができることもあります。
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コメンテータープロフィール
ITジャーナリスト、成蹊大学客員教授。SNSなどのウェブサービスや、情報リテラシー教育などについて詳しい。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。テレビ・ラジオ・雑誌等での解説等も行っている。元小学校教員。『ソーシャルメディア中毒 つながりに溺れる人たち』(幻冬舎)、『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』(日本実業出版社)等著作多数。教育出版令和3年度中学校国語の教科書にコラム掲載中。
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