見解正式な発表はありませんが、実習先では工場での16時間労働という過酷な労働にもかかわらず、賃金が未払いになったとか。多くの学校で実習は卒業要件とされていて拒否できないとのことで、卒業のために必死にがんばったのに、お金ももらえず卒業もできずだったとすればひどい話です。 前述の話は裏がとれたものではありません。というのも、事件の詳細や犯人の動機について正確な報道が必要なのですが、中国では簡単な警察発表があった後はほとんど報道が許されていないためです。それでは疑心暗鬼や不安を増大させてしまうのですが。残念です。
コメンテータープロフィール
ジャーナリスト、翻訳家。 1976年生まれ。二度の中国留学を経て、中国を専門とするジャーナリストに。中国の経済、企業、社会、そして在日中国人社会など幅広く取材し、『ニューズウィーク日本版』『週刊東洋経済』『Wedge』など各誌に寄稿している。著書に『なぜ、習近平は激怒したのか――人気漫画家が亡命した理由』（祥伝社）、『現代中国経営者列伝』（星海社新書）。
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