解説旧統一教会と党の関係や調査について、岸田首相は「今の段階でそれに付け加えることはありません」と述べています。 現在、自民党の総裁を目指す9人の候補者も同じ考え方なのか、その辺りは元信者である私だけでなく、多くの国民が気になっているところだと思います。 自民党の調査では出てこなかった、旧統一教会と議員の関係が後になって次から次へと出てきて、議員らが後から弁明や火消しを行う構図が続いています。今回の安倍元首相が教団トップと面会していたこともそうですが、これは今後も続くと思います。いつもまでもこれが続く状況は、ある意味教団側の思惑によって、今も自民党議員らが動かされている結果ともいえます。 選挙応援を受けた議員個人が自らが決別、断絶の声を出すことは、教団からの攻撃を懸念して難しい面もあるかもしれませんので、党として声を上げることができる環境(再調査の場)を作ることも必要ではないかと考えます。
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コメンテータープロフィール
2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)
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