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多田文明

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詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

報告

解説旧統一教会の「関連団体への出席は、秘書等も含めて34回」「旧統一教会が主催した会合については3回」「選挙のボランティアは、これは初出馬の時から応援を受けている」と牧原法相は話しています。 こうして旧統一教会との深い関係があったをはっきりと話すことは、本当に教団との関係を断絶するための大事な一歩となります。 しかし今回のケースをみても、こうした議員らの行動が旧統一教会の信者らに力を与えて、霊感商法や高額献金の甚大な被害を生み出すことにつながったわけで、大いに反省すべきことです。 いまだ、深いつながりがあったことを赤裸々に話さない自民党の議員もおり、そうした人たちは被害を生み出したことへの反省の一歩すら見られないことになります。私たちはしっかりとその点を厳しくみていく必要があります。

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  • 白鳥浩

    法政大学大学院教授/現代政治分析

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コメンテータープロフィール

多田文明

詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)

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