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多田文明

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詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

報告

解説東南アジアを拠点にした中国系の犯罪組織による、日本国内の被害は多く起きています。 有名人を騙った偽投資サイト詐欺だけでなく、ロマンス詐欺の手口から偽投資サイトに誘導することもありますので、注意が必要です。 いずれにしても日本人の多くが使っているLINEに誘導して騙すケースでの被害は深刻ですので、今回のようなタイ警察による摘発は非常に心強いところです。 過去に取材した事例では、他の国にも詐欺の拠点はあると考えられていますので、より国外の警察との連携が国内の被害を減らすためには必要です。 詐欺の見極め方として詐欺の手順はマニュアル化されていることが多く、それを知ることで被害を防げます。有名人を騙る詐欺の場合はSNSの広告から、中国系組織のロマンス詐欺の場合、出会った相手からは「何食べた?」と聞いてきて、よくできた食事の画像を送ってきますので、その辺りも詐欺を見抜くポイントになります。

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  • 京師美佳

    防犯アドバイザー/犯罪予知アナリスト

    見解海外からの著名人になりすましての投資詐欺の被害が多発しています。1人で1億円騙された方もいます。自身…続きを読む

コメンテータープロフィール

多田文明

詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)

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