補足期限を切って焦らせるのは、詐欺の手法の一つです。 今月末がマイナポイントの申請期限ですので、この手口に注意する必要があります。 私のところにも、9月頭に「マイナポイント事務局」を名乗るところからメールが来ており「マイナポイント第2弾で20,000円のマイナポイントを獲得しましたが、まもなく無効になります。 期限内に請求するように注意してください」とあり、やはり見た人を焦らせる文面になっています。 その下には「下記の手順でお申し込みください。最短3分でお申し込み完了です」となっていて「申込みをはじめる」の文字を押させて、偽サイトに飛ばせようとしています。 記事では「マイナポイントの申請を促すメールをマイナポイント事務局や自治体が送ることはない」とのことですので、絶対に「申込み」の文字や、URLはクリックせず、偽のサイトに誘導されて個人情報などを取られることがないようにして下さい。
コメンテータープロフィール
2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)
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