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曽和利光

曽和利光

認証済み

人事コンサルティング会社 株式会社人材研究所 代表取締役社長

報告

見解一人の中小企業経営者として、なんかうれしい感じがします。 近年の離職率は平均年15%。徐々に上がってきています。これでも高度成長期の離職率、約20%には及びません。これがどんどん上がっていくということについては経営者視点でも(当然辞められたら困る)、働く人視点でも(そんなに頻繁に転職していたらスキルも身につかない)よくないと思っていました。 人も変われば、企業も変わりますので、最初はフィットしていたものが、徐々にフィットしなくなっていくこともあるでしょうから、一定の流動性は自然だと思います。では、一体どの程度が理想の離職率なのかは難しいですが。 転職する、しない、は究極どうでもよいと思うのですが、日本の生産性を上げるためには、働く人の能力開発を最大化することが絶対であり、そのためには、適切な期間は一定のところで頑張る必要があると思います。 そういう点でちょっとうれしく思いました。

コメンテータープロフィール

曽和利光

人事コンサルティング会社 株式会社人材研究所 代表取締役社長

愛知県豊田市生まれ、関西育ち。灘高等学校、京都大学教育学部教育心理学科。在学中は関西の大手進学塾にて数学講師。卒業後、リクルート、ライフネット生命などで採用や人事の責任者を務める。その後、人事コンサルティング会社人材研究所を設立。日系大手企業から外資系企業、メガベンチャー、老舗企業、中小・スタートアップ、官公庁等、多くの組織に向けて人事や採用についてのコンサルティングや研修、講演、執筆活動を行っている。著書に「人事と採用のセオリー」「人と組織のマネジメントバイアス」「できる人事とダメ人事の習慣」「コミュ障のための面接マニュアル」「悪人の作った会社はなぜ伸びるのか?」他。

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